天然素材100％の抗菌・洗浄力のある食品添加物

ホタテは輸出需要も多く、北海道や青森県などでたくさん養殖されていますが、大量に発生する貝殻が産業廃棄物として産地の悩みです。
肥料等に利用されていますが、利用しきれない貝殻が圧倒的な割合を占めています。
そんな厄介者の貝殻を原料とし、約1,000℃の高温で加熱し、焼成カルシウムを製造し、無菌、無水状態で粉末化された強アルカリの食品改良剤が酸化カルシウム(CaO)です。
酸化カルシウムを消化し粉末化したものが水酸化カルシウム(Ca(OH)2)です。
酸化カルシウムも水酸化カルシウムも、水に溶かすと水酸化カルシウム水溶液となり強アルカリ性を示します。
この特徴を利用して、野菜洗浄剤、ウィルス殺菌剤などに利用されています。
水溶液は強アルカリ性ですので、作業中に目に入らないように気を付けてください。