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- 食品原料
行者ニンニクFD粉末

「にんにく」より凄い「行者にんにく」
行者にんにくは北海道に自生する山野草で、地元ではアイヌネギ、キトビロとも呼ばれ、
山菜採りの対象植物として有名です。
ユリ科ネギ属で独特のにんにく臭があり、おひたし、しょうゆ漬け、炒め物などに利用される他、
ウィンナーなど加工食品の味付けにも使われています。
アイヌ民族も古くから食用としており、キトウシ(アイヌ語で行者にんにくの群生する所の意)など
行者にんにくにちなんだ地名も残っています。
行者にんにくの名は、昔、修行僧である行者達が野山で修行中にこのニンニクに似た香りのする野草を
探し求め、こっそりと食べては、体力をつけていた、という言い伝えに由来します。
注目すべき機能性成分は硫化アリル(アリシン)に変化するアリインなどの含硫アミノ酸です。
食品表示名称例 | ◎ 行者にんにく粉末 など |
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化粧品表示名称 | ― |
INCI | ― |
起源原料 | 行者にんにく |
起源原料産地 | 北海道 |
製造地 | 北海道 |
成分 | 硫化アリル |
規格成分 | ― |
機能性表示 | ― |
摂取目安量 | ― |
期待される機能性 | ◎ 滋養強壮 ◎ 疲労回復作用 ◎ 内臓脂肪燃焼 ◎ がん・動脈硬化・脳梗塞などの予防 ◎ 抗酸化・抗菌作用 ◎ 抗老化作用 ◎ コレステロール抑制作用 |
用途提案 | ◎ 各種サプリメント、ドリンク、加工食品 など |
性状 | 緑色の粉末で、特有の においを有する |
保管方法 | 高温多湿を避け、冷暗所に保存 |
備考 |
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特徴 | ■ 滋養強壮、疲労回復効果 行者にんにく乾燥粉末をマウスに投与してその効果を検討しました。 1日に300mg、5日連続して経口投与したマウスと対照群に、体重の10%の重りをつけモーターで波立たせた水中で強制的に泳がせ、遊泳時間を測定しました。 右グラフのように、投与後30分の行者にんにく投与群で運動力の上昇が見られるのみならず、2度目の遊泳となる投与後2時間での遊泳時間が1回目を上回る成績を示していす。これは行者にんにくに優れた「疲労回復効果」と、体の燃焼(ダイエット)効果による「運動持続作用」があることを示しています。
■ 血液サラサラ効果 行者にんにくの血液サラサラ効果を高めている主要な成分は「メチルアリルトリスルフィド」と2種類の「ビニルジチイン類」です。 いずれの成分も多くのネギ属野菜に含まれていますが、とくに「メチルアリルトリスルフィド」は長ネギ、タマネギ、ニンニク、アサツキ、ニラなどに比べ、行者にんにくの含有量が高いことが確認されています。 また、「メチルアリルトリスルフィド」よりも血液サラサラ効果が高いことが確認されている「ビニルジチイン類」2種も他のネギ属野菜に比べて行者にんにくの含有量は高くなっています。 |
資料 | 行者ニンニクFD粉末 |